磐田市近隣でグリーフサポートいろは「わかちあいの会」を開催しています、いろはスキップの山下です✨。
子どもたちは、まだ夏休みのところが多いでしょうか？
先週は、日本の良き風習の一つでもある「お盆」行事が各地で行われていましたね。
私も、家族でお墓参りをし迎え火を焚きご先祖様を迎えました。
そして、16日朝早くに送り火でご先祖様を送りました。
みなさまは、どのようなお盆を過ごされましたか？
広島、長崎の原爆投下の日、そして終戦記念日…。
このお盆の時期は、いろいろと心が揺らぎ苦しくなる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は、毎年この時期になると 『命の循環』このようなことに意識が向き、遥か遥か古（ｲﾆｼｴ）から命を繋いできてくれたご先祖様がいたからこそ、私が今こうして生きている…という思いに至ります。
誰一人欠けても、「今」はない という感覚が鮮明に沸き起こるのです。
いろいろと心揺らぐお時間を過ごされた方も、どうぞ無理なくゆっくりと日常のペースに戻られますようにと願っています✨。
さてさて、だいぶ報告が遅くなってしまいましたが…。
10日（土）に開催しました【空手紙（そらふみ）②－手紙参り－】のご報告をさせていただきます。
今年2回目のこの日は、事前にお手紙をお預かりさせていただいた方と、当日ご参加の4組5名のみなさまとあたたかな時間をご一緒させていただきました。
「亡くした大切な人を想うこのような機会を探していました」とお伝えくださった方。
「思いっきり泣きたいと思っています」とお話くださった方。
「蓮の花をつくるのを楽しみにしていました」とお話くださった方。
参加された理由は様々ですが、みなさまに共通していた"想い"は 場を求めて来てくださった ということです。
前半は大切な方に想いを馳せ、心静かに文字に綴る時間を各々過ごしていただきました。
日頃は、どこかで心に蓋をして過ごしているからか、想いとともに涙があふれてしまった方。
書くことができるか不安だったけれどすらすらと想いを手紙にすることができたと感想を寄せてくださった方。
どんなに時間が経っても、どんなに普段を何事もないように過ごされていても、心が寂しさや哀しみでいっぱいになってしまうことがありますね。
文字にすることが、頭のなか、心のなか、整理されるのだ…ということを体感してくださったようで
手紙を書き終えたご感想に「気持ちが軽くなった」と寄せてくださった方が多かったです。
「話す」こととはまた違う哀しみの手放し方、哀しみの温め方だなと思います。
後半は、みなさまと蓮の花をつくりながら会話を楽しまれる様子がみられました。
とても和やかに時が流れ、ほんの少しの時間だったかもしれませんが日常から離れリラックスしていただけたようです。
出来上がった蓮の花を眺めて、とっても穏やかな気持ちになりましたね✨。
手紙を綴る時間も、蓮の花を咲かせる時間も、参加くださったみなさまにとって必要なお時間だったのだろうと感じました。
日常という『今』からあえて気持ちを開放し、過去や未来といったご自身の意識が向く『時空』に想いを馳せ大切な人と繋がる時間は、
どなたにとっても心地のよいものになったことと思います。
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ご感想もいただいておりますので、ご紹介させていただきます。
●便箋に向かいあった時、すらすらと想いを書くことができました。出てくる言葉は感謝感謝…。
自分の人生を肯定できるようになっていました。
●（蓮ワークは）とても癒されました。手作業は自分の内面と対話できます。できあがった蓮をみて感動しました。
●思うことと文字にすることの違いを感じました。お焚き上げで思いが伝わる気がします。
●手紙を書くことであふれた感情を落ち着かせることができました。
●見ているだけで、穏やかになり素敵な時間になりました。
●言葉にして書くことで人にしゃべると気がまぎれるのと同じような感覚で気持ちが軽くなりました。
●同じように作っていてもみな違う形に仕上がって面白さを感じました。
●手紙を書いたあとの高ぶった気持ちを落ち着かせることができました。
●このような機会があったことをとても感謝します。また手紙を書きたいです。
●無心になる瞬間があって楽しかったです。
●気持ちが楽になった気がします。
●夢でもいいから会いたくなりました。
●手づくりしたことで供養になるのかなと思いました。
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今回は、前半と後半の間の休憩の時間にお好きな絵葉書を手にとっていただきました。
この「絵葉書」、毎回みなさまに大変喜んでいただけます。
いつもお話させていただくのですが、この絵葉書は私の30年来の大切な友人が1枚1枚丁寧に心をこめて描いてくれたものです。
みなさまの心情にとてもピッタリとしっくりくる物が必ずあるようです。
じっくりと選ばれているご様子がとてもほのぼのとあたたかい雰囲気でした✨。
事前に、お預かりさせていただいたお手紙と、私の分と、そしてみなさまのお手紙の合わせて７通の手紙をお焚き上げしていただきます。
過日8月12日（月）に大乗院 三仭坊様 にお届し、お焚き上げをお願いして参りました。 （8/27（日）夕刻18時30分～ 月並み護摩祈祷祭にてお焚き上げしていただきます）
みなさまの大切な人への想い、きっと空の大切なあの人へ届くことと思います✨。
想いを話すこと、想いを綴ること、どちらも、大切な方と心地よく繋がり直す為に大変よい方法だと実感しています。
この「空手紙（そらふみ）－手紙参り－」は、話すことが苦手な方にとってもそうでない方にとっても、
また、亡くしてまだ日が浅い方にも、年数を経過された方にも、大切な方に想いを馳せ自分の気持ちと向き合うとてもよい機会になると思います。
あなたのお気持ちが向きましたら、ぜひ来年開催時にご参加くださいね✨。
大変遅くなりましたが、ご報告をさせていただきました。
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